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不妊治療は急がば回れの気持ちで

gdmクリニックを受診される方の多くは既に婦人科で不妊治療をうけるもなかなか成功しない方が受診されます。何年か治療をしても成功しないので焦られている人が多いです。卵管、卵巣、子宮、精子などに問題がないのに人工授精や体外受精がうまくいかないのは背景に栄養欠損があるからです。血液検査をすると、大半の方がかなりの栄養欠損です。栄養欠損が深刻な状態の時に体外受精など行ってもうまくいかないことが殆どです。妊娠反応がでても流産しやすかったり早産になったりすることも少なくありません。ですから「焦る気持ちは分かりますが、まずは3か月はしっかりと栄養療法を行って状態がよくなってから体外受精をした方がいいですよ、急がば回れの気持ちで栄養療法をまずはトライしてください」とお話しています。
人間はすべて食べた栄養でできています。性ホルモン、よい卵子、ふかふかの子宮内膜、精子、受精に必要なエネルギー、精子や卵子の劣化を防ぐ抗酸化成分もすべて栄養がないと作ることはできません。栄養を侮ってはいけません。