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栄養欠損でよかった

慢性疲労、起立性調節障害、機能性不妊症は栄養欠損が原因になっていることが多い病態です。これらの症状を訴えてgdmクリニックを受診された場合、問診及び血液検査を実施します。後日、結果の説明をしますが、タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンBなどが不足している人が殆どです。原因が分かってよかったと喜ぶ患者さんがいる一方、栄養欠損を指摘すると、「ショックです」と言われる方がいますが、私はそうは思いません。栄養欠損が著明ということは、栄養を補充すれば治る、改善する見込みが大ということなので、逆むしろ原因が分かってよかったと私は思います。一方、症状が強いのにあまり目立った栄養欠損が認められない人もいます。こういう方が治療する側としては困ります。