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大腸内視鏡検査の有用性

55歳~64歳でS状結腸内視鏡検査を1回受けることにより大腸がんの発生率が39%低下したという結果をイタリアの大学病院が昨年報告しています。今日本でも大腸がんが増えており、特に女性のがん死亡者数の1位が大腸がんです。
大腸検査は、前処置(腸管洗浄液を飲む)をしなければいけません。また、上手くない医師が検査するとけっこうしんどい思いをします。ただ腸が短い人は、10分くらいで検査自体は終わりますし、鎮静剤を使うと殆どの方は苦痛なく受けることができます。1回検査してポリープがなければ5年後の再検で構いません。
40歳過ぎたら一度は大腸内視鏡をされることをお勧めします。