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不調の原因は栄養欠損です

だるい、疲れやすい、意欲がでない、などの症状を感じている人は少なくないと思います。年齢のせいや体質だと思って仕方がないと諦めていませんか?更年期症状がでても医療機関を受診する人は3割程度だということからも、多くの人は我慢していることがわかります。
そもそもこの飽食の時代に栄養不足などないと思い込んでいる人が殆どですが、実は細胞レベルでは多くの女性は栄養不足に陥っているのです。栄養不足ときくとガリガリに痩せてあばら骨が浮いて見えるような状態を想像するでしょうが、細胞レベルでの栄養欠損は脂肪がたくさんといていても起こりえます。生理のある年代の女性は、経血で栄養を失っています。飽食の時代なので逆に好きなものを食べる、できあいのものを食べる、忙しいので手軽に済ませるものを食べる、といった積み重ねも加わり、細胞レベルの栄養欠損状態に陥っている人が少なくありません。
鉄不足を甘く見てはいけません。鉄欠乏の人は心血管障害になるリスクが高いという報告を以前目にしました。鉄は抗酸化酵素の材料、血管の壁のコラーゲンの材料として重要だからです。また、心臓にダメージを与えるだけでなく、リウマチなどの膠原病やガンなどのリスクにもなります。
治療用のヘム鉄の摂取で、だるさ・疲れやすさ・意欲の低下などが改善されるだけでなく、長い目でみて心血管を保護しガンや膠原病の発症リスクを抑えてくれることにつながります。普通の病院では不調の原因は同定できませんので、是非分子整合栄養医にご相談ください。