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頭痛も合併します

朝起きられない児童生徒が多いです。小児科受診すると起立性調節障害という病名を付けられます。朝起きられない子の多くは頭痛も合併していることが多いです。頭が痛いとお子さんが言うことが多いので、起立性調節障害という病名が親御さんには浮かんでこないそうです。そのため、頭痛外来などをまず受診されるようです。鉄欠乏は多彩な症状を呈します。朝起きられない、すぐ疲れる、意欲が低下する、頭痛、腹痛、嘔気、めまい、計算力や記憶力の低下、などなど。そのため、なまけ病や精神疾患に間違えられることも少なくありません。
成長期は栄養の需要が亢進しており、栄養欠損状態に陥っています。栄養欠損による頭痛、朝起きられないなどで登校できない場合は、栄養療法による治療しか改善方法はありません。