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保険のビタミンD

骨粗しょう症の患者さんでビタミンDの薬を処方されている人がいます。ビタミンDは腸でのカルシウムの吸収を促してくれるので骨を丈夫にしてくれます。ある患者さんで他院でビタミンDを処方されている方の血液データの推移を見せてもらったところ25OHVDというビタミンDの貯蔵量が増えておらず、逆むしろ微減でした。gdmクリニックで処方するビタミンDは1粒を数か月飲めば25OHVDは30~40ng/mlくらいになります。25OHVD値が増えないということは骨粗しょう症改善にも役立っていないと思われます。高齢になると骨が丈夫であることが非常に重要になります。質のよいCa、Mg、ビタミンD、ビタミンDの摂取や適度な運動で骨強化を図ることが重要です。