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PEM

タンパク質とエネルギーが充分に摂れていない状態のことをPEM(Protein energy malnutrition):タンパク質・エネルギー欠乏症といいます。高齢になると食が細くなり肉もあまり食べなくなり、簡単に食べられる炭水化物や果物などに偏ります。PEMだと筋肉が萎縮し高齢者の寝たきりの原因になります。高齢者以外ではがん患者さんがPEMに陥りやすくなります。抗がん剤治療による食欲低下・ナイトロジェントラップ・炎症による体蛋白の異化亢進などが原因です。ナイトロジェンントラップとは、がん細胞がタンパク質を壊してブドウ糖にしてエネルギーとして利用することです。がん患者さんの血液データをみるとCRPという炎症反応が高めの人が多いですが、がんは炎症性疾患でもあります。火事(炎症)が起きるとタンパク質が壊されます。
身体を支え動かす筋肉やがん細胞と闘う免疫細胞はタンパク質が材料です。高齢者やがん患者さんほど肉などのタンパク質をしっかり食べる必要があります。