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黒砂糖でがんの発症抑制

鹿児島大学の宮本先生らが、長寿者の割合が比較的多く黒砂糖をおやつにしている奄美島の住民を対象にがんの発症について研究を実施したそうです。黒砂糖の摂取量を、低摂取群(週1回未満)、中摂取群(週1~6回)、高摂取群(1日1回以上)の3つに分けて調査したところ、高摂取群は低摂取群に比べてがんになるリスクが40%も低下していたと医学誌に発表されました。部位別のでは男女おともに胃がんのリスクが低下、女性では乳がんのリスクが低下していたそうです。黒砂糖にはミネラル、ポリフェノール、ポリコサノールが多く含まれており、これらの成分ががん発症抑制につながっているのではないかという見解です。