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糖化はコゲ・酸化はサビ

活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれているそうです。先日も、糖化をふせぐサプリメントはありますか?という問い合わせがありました。糖化とは糖がタン白質にひっつくことです。糖化されたタン白質は本来のタンパク質をしての機能を発揮できません。体内には様々な酵素があります。酸化を防ぐ酵素としてはSODやカタラーゼなどが有名です。タン白質をベースに亜鉛や鉄などを材料として酵素が体内で産生されます。ちなみにSODのサプリメントを飲んでも胃酸や消化酵素でばらばらにされるので意味がありません。抗酸化酵素の基質がタン白質なので糖化が激しいとこれらの酵素活性も低下してしまいます。
糖化と酸化を別ものと考えている人が多いですが、糖化→アマドリ化合物→最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts:AGEs)に変化します。AGEsは大量に活性酸素を発生させ、細胞を傷つけ老化させます。糖化が起これば最終的には酸化も起きるので、糖化と酸化は結局は一緒のようなものなのです。糖尿病の患者さんは、腎機能が低下して透析になったり網膜症で失明したりする合併症を発症しますが、これも糖化→アマドリ化合物→AGEsによる活性酸素によって微小血管が傷害を受けるからです。つまり糖尿病は活性酸素を発生させる病気と考えて治療しないと合併症を防ぐことが難しくなります。
まず糖化をあまりさせないように血糖が急上昇する砂糖やパン・麺類などの炭水化物を控えることが一番重要です。AGEsからの活性酸素から細胞を守るためにはビタミンCや天然ビタミンEなどの抗酸化物質の摂取がお勧めです。