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倦怠感・朝起きにくい、などの主訴で受診された方は、F○J□フィ△ムのヘム鉄を飲んでおられました。しかし、残念ながらgdmクリニックの血液検査でフェリチンは一桁しかありませんでした。栄養療法を成功させるためには、不足している栄養素を至適量摂取することが何より重要です。また栄養素の質のよさも重要です。質とは含有量・分子量・溶解率・配合などのことです。鉄欠乏が顕著だったのでヘム鉄をまずしっかり摂取してもらいました。その他の不足栄養素も処方しました。処方した栄養素がなくなったので買いに来られた際に、「1か月ちょっとで体調が非常によくなったのでうれしい。やめるとまた体調が悪くなるかもしれないのが怖いので続けたい」と言われていました。
調子がよくなると栄養素の摂取をやめる人も結構いますが、やめるとまたあのしんどさに逆戻りするのが嫌だから予防的に継続する、という人もいます。ゴールは患者さんによって違います。症状がなくなればいい、健康であり続けたい、など人それぞれです。ただ、生理のある年代の女性の場合は閉経するまでヘム鉄を摂取したほうが私はいいと思っています。