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癌と診断されたら、転移の有無にもよりますが、まずは外科手術が基本になります。その後はステージによって抗癌剤や放射線の治療が追加になります。普通の医療機関は保険診療しか行っていませんので、手術・抗癌剤・放射線の治療以外は主治医から提案されません。しかし、手術と抗癌剤治療だけではどうしても再発してしまう人が一定数います。再発という表現は正しくなく、手術で切除しきれなかった微小残存癌やリンパ節などに転移していた小さい病変が術後徐々に増大し、CTなどの画像検査で確認できるようになる=残存癌の顕在化、というのが正しいと思います。微小残存癌をいかに術後早期にたたくかが生存率を上げるためには欠かせません。抗癌剤は正常な臓器、特に免疫能を担う骨髄と小腸にもダメージを与えますので、抗癌剤で癌が多少小さくなっても、免疫能が低下することで再び癌の増殖を許してしまいかねません。また抗癌剤による嘔気・下痢などの副作用で食事摂取がきちんとできなくなることで栄養欠損になり免疫能を低下させてしまいます。
gdmクリニックが推奨する治療方法は、外科手術をまず行い癌細胞の数を減らし、その後抗癌剤治療と平行して、①貧血低アルブミン是正・②分化誘導療法・③癌細胞アポトーシス療法・④高濃度ビタミンC点滴を行うことです。貧血と低アルブミンは免疫能低下につながりますので、貧血と低アルブミンの是正は必須ですが、標準治療医からはこの点について何もコメントされません。②の分化誘導療法は、癌細胞の顔つきが悪化すると抗癌剤が効きにくくなるので、ビタミンA・D・Kなどで癌細胞の顔つきをいい方向に導く治療です。③のアポトーシスとは癌細胞を自殺させる治療です。フコイダン・グルカン・加熱処理FK23菌などを摂取することで癌細胞のアポトーシス率が高まります。④の高濃度ビタミンC点滴は、最近多くのクリニックで実施されていますが、ビタミンCの血中濃度を3,500~4,000μg/mlに高めると、癌細胞の増殖が抑えられるというものです。抗癌剤のように正常細胞にはダメージを与えず、逆にNK細胞活性を高めたりコラーゲンバリアを強化し転移を抑制したりする効果も期待できます。ただ、再発が進行してからでは効果は期待できませんので、行う場合は術後すぐに開始する必要があります。
癌と診断されたら標準治療だけでなく、分子整合栄養療法による集学的治療も平行して行うと再発のリスクを軽減できます。