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生理なんかなくていい?

月経困難症でお困りの方が最近非常に多いです。20歳前後の若年者で偽閉経療法(ジェノゲスト)をしている人が多いのには驚きます。産婦人科医があまり薬の説明をしないのか、自分や娘さんがどういった治療を受けているかきちんと理解できていいまでん。患者さん曰く、ある産婦人科医は「生理なんてなくていいだよ」と言ってジェノゲストを処方したそうです。過多月経、月経困難症(腹痛・腰痛・頭痛・嘔気・倦怠感など)などで生理が来るのが憂鬱な人も少なくないでしょうが、薬(ピルやジェノゲスト)で無理やり生理を止めると、色々なリスク(乳癌・子宮がん・脳梗塞・心筋梗塞・更年期様症状・葉酸欠乏など)が高まります。
薬でコントロールするという発想をやめ、生活習慣・食事などで月経困難症を是正する方が長い目で見て身体にとっては負担が少ないと私は思います。