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医学部の講義よりおもしろかった

血液検査の結果説明の際に、生化学や生理学の話と臨床症状を絡めた話をします。この生化学項目は〇○が補酵素として必要なので低値の場合は〇○不足、○○という栄養素は女性ホルモンの代謝やセロトニン・ドパミン合成に必要なのでPMSや意欲の低下が起きます、この栄養素はこの臓器に多く必要とされているために不足すると△△という症状が起きます、といった感じの説明になります。先日受診された患者さんは医学部生でしたが、医学部の講義よりも今日の結果説明がおもしろくためになったとのこと。
医学部の講義は生化学、生理学を教わりますが、その知識が将来臨床治療にリンクすることを私も学生時代には意識していませんでした。私の場合、講義に殆ど出席していないから意識もへったくれもありませんが、医師になって初めて生化学や生理学の重要性が分かってきます。
栄養療法は単にサプリメントを摂取するという単純なものではありません。症状や検査データなどから原因を同定し、生理学・生化学的な知識に基づいて栄養処方を行っていく治療方法なのです。