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無気力

公園で遊んでいる子は、元気いっぱいです。しかし、「うちの子は無気力なので心配です」、と言って親御さんが相談に来られることがあります。逆に、「うちの子は落ち着きがない、発達障害と診断された」、といって相談に来られる親御さんもいます。
子どもは落ち着きがないものです。興味がないものには目もくれません。それが普通ですが、なぜか今はすぐ小児精神科などを受診して診断をつけてもらいたがる親が多いように思います。うちのバカ息子もすぐ喧嘩がはじまり、じっとしません。これが普通です。おとなしすぎる、無気力な方が心配です。
やる気を出す神経伝達物質のセロトニンが不足すると、無気力、意欲の低下、気分の落ち込みなどがでてきます。セロトニンは、必須アミノ酸・鉄・ビタミンB群などから脳内で産生されます。子どもは生まれてから中学生~高校生まで背が伸び続けているので、殆どの子は鉄欠乏状態に傾いています。食事が炭水化物や野菜中心だと鉄やタンパク質が不足します。すると、セロトニン合成がうまくいかず元気のない、気力のない状態になってしまいます。
特に急激に身長が伸び始め出す小学4~中学生の子が症状がでやすいです。無気力という症状で精神科や心療内科に行くと変な薬を処方されるかもしれないので注意が必要です。このような場合は栄養欠損が原因であることが殆どなので分子整合栄養医に相談されるのがよいかと思います。