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がん教育

2020年度から小学校でがん教育始まるそうです。2人に1人ががんに罹る時代なので、将来の予防に役立てたりもし罹った場合に適切に治療をうけたりする知識を持ってもらうのが目的のようです。ただ、小学生にいきなりがん教育をするのもどうかと思います。身体の基本(生理学、生化学)をある程度理解したうえで、がん教育をしたほうが効果的ではないでしょうか?
がんは遺伝的なものと思っている人が多いですが、遺伝的ながんはわずかで、大半が環境や生活因子と密接な関係があります。喫煙、飲酒、肥満、運動不足、肝炎ウイルス・パピローマウイルス・ピロリ菌などの感染、不適切な食生活、ストレス、汚染された空気などが発がんの因子になります。喫煙の危険性・依存性や食事の重要性、検診の必要性などを小さいころから知ってもらうのはよいことかもしれません。