貧血で太りやすくなる？

ヘモグロビンが基準値を下回ると貧血と診断されます。ヘモグロビンは酸素を全身の供給しますが、貧血ですと末梢まで十分な酸素が供給されず代謝が低下します。また、脂肪を分解するリパーゼという酵素は酸素がないとうまく働いてくれません。こういった理由で、貧血ですと代謝が悪化し脂肪が燃焼しにくくなり太りやすくなります。
ヘモグロビン合成には、鉄、タンパク質、ビタミンＢ群などが欠かせません。これらの栄養素は動物性食品に多く含まれています。ちなみにビタミンＢ₁₂は野菜には含まれていません。月経のある年代の女性、成長期の子どもはしっかりと動物性食品を摂取してください。