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めまい・立ちくらみ

めまいや立ちくらみを訴える患者さんが少なくありません。めまい・立ちくらみというと、脳や内耳の病気を思い浮かべる人が多いようで、実際gdmクリニックを受診された患者さんの多くは脳外科で脳のMRICT検査をすでに受けられています。40歳過ぎると、脳梗塞などの脳の病気を発症しだすので、脳の画像検査は受けた方がいいと思いますが、1020代の若い世代のめまい・立ちくらみの多くは鉄欠乏が原因です。しかし、内科で血液検査をすると、ヘモグロビンが基準範囲内にあることが殆どなので、鉄不足はありませんと誤診されてしまいます。
鉄の過不足を見るのは貯蔵鉄を調べないといけません。ヘモグロビンが基準範囲内になっても貯蔵鉄が低いケースが少なくありません。またヘモグロビンは血液濃縮の影響で見かけ上高くなっている人も多いです。貯蔵鉄を測定してもらえたとしても、基準範囲内に入っていると鉄不足はないと、これまた誤診されてしまいます。基準範囲は検査した人の95%が入るように設定されていますので入って当たり前なのです。分子整合栄養医学では独自のカットオフラインを決めて診断しています。
めまい・立ちくらみでお困りの方は一度分子整合栄養医にご相談ください。