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高いのには理由があります

gdmクリニックの高濃度ビタミンC点滴が高いという人がいます。安い金額でビタミンC点滴をしている医療機関があります。まずは、使っているビタミンCがどこのメーカーのものか、何グラム点滴しているかで値段は大きく変わってきます。日本製の防腐剤入りのビタミンCを2gしか入れていないところもあるでしょう。高濃度ビタミンC点滴でも韓国製の安いものを使えば比較的安く点滴できます。gdmクリニックで行うビタミンC点滴は米国製やアイルランド製のものを使用しますので、仕入れ値が高いので点滴金額も高くなります。17年前くらいに高濃度ビタミンC点滴を開始したことは、全国でも数えるほどの医療機関しか点滴をしていませんでした。今では日本でもあちらこちらで点滴しているクリニックがありますし、世界中でビタミンC点滴が行われるようになったため、昔に比べるとビタミンCの仕入れ値が3倍以上に値上がりしています。米国のある会社はFDAの認可をとったので価格は他のメーカーの倍近くに跳ね上がっています。
サプリメントもgdmクリニックで取り扱うものは市販のものに比べると価格が高いです。それは含有量が多いからです。しかし、グラム換算で計算するとむしろ割安になります。栄養療法は容量依存性に治療効果を発揮しますので、少ない量では細胞の分子濃度が是正されず代謝が正常になりません、つまり病態が改善しないのです。ですから、いかに量を摂取するかが重要になってきます。また吸収しやすいように低分子加工したり、他の栄養素との兼ね合いも考えて設計製造するのでどうしてもコストがかかってしまいます。
点滴や栄養素の値段について高いと言うのは、ミシュランの星を獲っている鮨屋に行って回転寿司屋さんと比べてこの店は高いですね、というのと同じようなものです。似たようなものでも中身、内容が大きく異なるので価格も当然違ってきます。違いの分かる方にだけ利用してもらったらいいと思っています。