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小麦による体調不良

小麦アレルギーではないかと自分で勝手に判断して食べるのを止めている人がいます。テニスプレーヤーのジョコビッチさんが小麦のグルテンアレルギーで小麦を断ったらパフォーマンスが上がったという話が有名です。そういう話に影響され、自分も小麦アレルギーではないかと考えて食べない方がいいと思っているのかもしれません。小麦製品の摂取で体調が悪化する場合原因が2つあると考えます。一つは、ジョコビッチさんのようにグルテン不耐症というアレルギー、もう一つは機能性低血糖症ではないかと考えています。血糖の調節がうまくできない体質の人がいます。そういう人が糖質を多く摂ると機能性低血糖症になります。パンや麺類は糖質を多く含むので血糖が急上昇し、それに反応してインスリンが大量に分泌され、最終的には血糖値が低くなります。血糖が低下すると倦怠感がおきます。また、脳のエネルギー源はブドウ糖なので、血糖が低下すると脳の働きは落ちイライラ、不安、気分の落ち込みなどの症状がでます。脳幹にエネルギーが届かなくなると生命を維持できないので、人間は血糖を上げるホルモンを多く持っています。ノルアドレナリンやアドレナリンといったホルモンが血糖を上げる作用がありますが、これらは交感神経緊張ホルモンなので、動悸、頭痛、冷え、胃腸の不調、筋肉のこわばりなどの症状がでます。
グルテンアレルギーの人は小麦を断つ必要がありますが、低血糖で調子を崩している場合は完全にやめる必要はありません。また低血糖は砂糖の摂り過ぎでも起きますので、アイス・ジュース・チョコなどを控えることも体調改善には必要になります。