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抗がん剤による吐き気・下痢対策

抗がん剤の点滴の副作用ですが、個人差はあるもののけっこうシビアです。抗がん剤は活性酸素ヒドロキシラジカルを発生させてがん細胞を殺す治療ですが、がん細胞だけにダメージを与えるわけではなく当然正常細胞にもダメージが来ます。抗がん剤は、分裂の速い臓器により障害がきます。がん細胞よりも分裂が早い臓器が、骨髄と小腸粘膜です。ですから抗がん剤点滴をすると、白血球減少・貧血・嘔気・下痢などの副作用がおきるわけです。嘔気や下痢の副作用に対して、吐き気止めや整腸剤を出されますがあまり効果はありません。分子整合栄養医学では根本を正す治療をしますが、この抗っがん剤の消化器症状に対しては、小腸粘膜の健全化を図る栄養アプローチを行います。小腸粘膜の健全化にはグルタミンとビタミンAが欠かせません。