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卒業シーズン

3月1日は高校生の長女の卒業式でした。来週は中学生の長男、再来週は小学生の次男の卒業式です。gdmクリニックでも患者さんが卒業していきます。どういう意味かというと、病態や症状がよくなってクリニックに来なくてよくなるということです。一般的な治療は薬による対症療法です。高血圧症、糖尿病、脂質異常症、頭痛、アトピー性皮膚炎、うつ症状、月経痛などは薬でコントロールしているだけなので、薬をやめるとデータや症状が悪化します。そのため、医療機関から卒業することはできません。それに対して栄養療法は、症状・病気の原因を突き止め、栄養欠損が原因ならば適切な栄養アプローチをすることで病態が根本的に治ります。その後は、食事に留意していけばもう通院しなくてもよくなる人が多いです。つまり卒業できるわけです。
アトピー性皮膚炎に対する栄養療法はけっこう時間と根気が必要です。ステロイドを長期連用していた人ほど、改善には時間と根気を要します。栄養素のコストもかかります。そのため、卒業できずに早々に退学する人(ステロイド外用治療に逆戻り)も少なくありません。
薬による対症療法からどうしても卒業したいと強く思う方は、是非栄養療法にトライしてみてください。