朝起きれん病

先日、中1の息子が「女子で朝起きれん病になっとる子がおる。小学校の時は勉強もできて元気だったのが、昼ごろやっと学校に来るから勉強の方も遅れぎみみたいじゃ。」と妻に話したそうです。妻は「パパのクリニックに行くように言ったら？」と息子に言うも無言とのこと。中学生になると女子になかなか話しかけるのも気まずい年頃なのかもしれません。
中学生レベルでは起立性調節障害という診断名は知らないので、朝起きれん病（岡山弁ですが）という表現になるのでしょう。朝起きれないことで小児科などを受診すると起立性調節障害という診断名を付けられますが、そういう状態になって医療機関を受診しないと起立性調節障害という診断名は親御さんもお子さんも聞く機会がないのかもしれません。私的には起立性調節障害という病名は不適当だと思うので、朝起きれん病の方が分かりやすいと思います。
原因や治療方法が分からなくて途方に暮れている親御さんや児童生徒は少なくないと思います。栄養欠損が関係している場合は良くなる余地が十分にありますので是非一度受診をしてください。