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皮膚トラブルの原因は栄養不足

肌荒れ(湿疹、皮膚炎、ニキビなど)でお困りの患者さんが少なくありません。女性に圧倒的に多いです。人間の身体は全て栄養でできています。皮膚や粘膜も栄養でできています。若い女性はやせ願望の人が多く、間違ったダイエットをやっている人が少なくありません。肉は太ると言って避けているくせにスイーツは自分へのご褒美と言い訳をして食べている人が少なくありません。太る原因は血糖値の上がる食品(高GI食)を食べるからです。スイーツ、アイス、ジュース、パン、麺類は血糖が急上昇しますが、それに反応してインスリンが大量に分泌され余ったブドウ糖は脂肪になります。皮脂の分泌も増えますので大人ニキビの原因にもなります。肉や魚には糖質があまり入っておらず、血糖の上昇も緩やかなのでインスリンの分泌も少なく脂肪合成はあまりなされません、つまり太りません。皮膚の材料はなんといってもタン白質です。その他にはビタミンA、ビタミンB、亜鉛なども必要です。これらの栄養素はスイーツには含まれていません、肉や魚に多く含まれています。また糖質を摂取すると、糖の処理にビタミンB群やインスリン分泌に亜鉛などが使われてしまいます。
また女性の多くは化粧をしますが、この化粧も肌に負担をかける大きな要因になっています。栄養状態が悪い人は皮膚のバリア機能も低下しており、化粧品かぶれをおこしやすくなります。肌荒れで皮膚科を受診する人が多いですが、皮膚科で処方される薬はステロイド軟膏の場合が多く、ステロイドによる皮膚萎縮という副作用でさらに皮膚が弱くなってしまいます。
肌荒れを薬で治すことは無理です。食生活を見直すことが一番重要です。