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本当にその薬は必要なのか?

gdmクリニックは症状があるけれど原因不明と言われた方や薬物療法で改善しない方が多く受診されます。そのため、前医の処方を内容をお薬手帳で見せてもらうことがよくあります。なんでこの薬を処方するのか、なぜこの診断名をつけるのか、と思うことがよくあります。保険診療の場合、医者が使いたい薬に通っている保険病名をつけないといけません。胃障害予防に胃薬を一緒に飲ませる、安易にうつ病やADHDといった病名をつけて向精神薬を処方する、といった例を数多く見てきました。胃酸を抑える薬は、タン白質・鉄・カルシウムなどの消化吸収を妨げます。また殺菌作用のある胃酸を極度に減らすと食中毒のリスクにもなります。向精神薬は副作用が強く体重増加や倦怠感は良く遭遇する副作用です。また向精神薬はやめるのもやっかいで、断薬症状が激しく出ていた人もいました。ニキビに対してピルを処方しているケースもよくありますが、人工的な女性ホルモンは血栓症や女性ホルモン依存性の癌(乳癌など)のリスクになります。
うつ病と診断されている女性の多くはセロトニン・ドパミン合成に必要な栄養が欠乏しているだけの人も少なくありません。ADHDもビタミンB不足で症状が強くなるケースが多いようなので、向精神薬ではなく食事を正したりやサプリメントの補充したりする方が安全かつ効果的です。ニキビも食事療法や栄養摂取で治ります。薬は体内で起きない化学反応を無理やりおこさせるものなので必ず多かれ少なかれ副作用が生じます。細胞は全て食べた栄養でできています。またホルモン、神経伝達物質、酵素なども全て栄養からできています。人間の細胞の営みをきちんと理解した治療をすべきです。つまり正しい食事をする、細胞に不足している栄養素を補充する、これらによって大半の症状や疾患は是正できるはずです。