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標準治療では起立性調節障害は治りません

この病気にはこの薬を使う、こういった治療方法をする、という決まりがあります。いわゆる標準治療というものです。保険診療においては標準治療が行われるのが通常です。つまり、全国どこでもあまり治療方法に大差はありません。高血圧症、糖尿病、癌の治療などは標準治療をお受けになるのがよいかと思います。しかし、起立性調節障害は標準治療ではよくなりません。自律神経の影響で血圧が維持できない、血圧が下がる病態だと考えているのが間違いです。診たてが間違っているので、その診たてに基づいて処方される薬(昇圧剤)も効果はありません。
朝起きられない主な原因は、エネルギー不足です。ATP産生が低下しているからです。それは成長期でエネルギー産生に必要な栄養素が成長のために使われてしまい、栄養欠損状態に陥っているのです。根本的な治療方法は、エネルギー産生にに必要な栄養素の補充であり、薬物療法ではありません。
gdmクリニックでは、詳細な血液検査で朝起きられない原因を突き止め、不足栄養素の補充で根本的に治療しております。標準治療で改善しなくてお困りの方はご相談ください。