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標準病名が曲者

保険診療する際には、病名をつけないと保険請求できません。病名は厚生労働省が定めた標準病名マスターから選択します。しかし、標準病名マスターには存在しない病態がたくさんあります。朝起きれん病(標準病名マスターでは起立性調節障害になるます)、機能性低血糖症、副腎疲労症候群、鉄欠乏性うつ病などは病名マスターには存在しません。こういった病態に医師が遭遇した場合、とりあえず似たような病態の標準病名を付けて治療(投薬)します。症状は似ているけれど、病態は全く違うので薬は効きませんし、副作用の問題も生じます。
こういった時に威力を発揮するのが分子整合栄養医学です。標準病名に合致しない病態も、生化学・生理学的な知識をもとに原因を突き止めることができます。一般の医療機関で診断をされ治療を受けても改善しない場合は、その診断名に間違いがあるのかもしれません。そういった場合には是非分子整合栄養医にご相談ください。