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異次元の少子化対策に栄養療法を

岸田総理が異次元の少子化対策の叩き台を公表しましたが、ぱっとした内容ではありません。児童手当の支給対象の拡大や男性の育休取得率向上策などが盛り込まれていますが、こんなのでは少子化対策にはなりません。また財源を社会保険料を値上げして捻出するという案もいただけません。高校や大学は無償化する必要はないですが、幼稚園・保育園は待機なしで無償で入れるようにしないといけないと思います。
児童手当を受けるにもまず妊娠・出産しないといけません。しかし、なかなか妊娠しない人が最近非常に増えており、不妊治療を受けている人が多いのが実情です。原因不明不妊症の方が大半なのですが、不妊の原因に栄養欠損が関係しているのは間違いありません。ですから、栄養不足を是正しなければ妊娠率はあがりません。栄養療法が原因不明不妊症に非常に有効なのですが、栄養療法の費用(サプリメント代)は医療費控除の対象になりません。
少子化対策には、出産費用も公費負担にする・保育園・幼稚園を待機なしで無償化にする、などを実施し、安心して妊娠・出産・共働きできる環境つくりをまず行うことが重要ではないかと思います。そして、妊娠するためには栄養療法をもっと推進しべきです。中学・高校の保健の授業に私の著書を使ってもらいたいものです。