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歯周病の治療は歯科に行かないといけないと思っている人が多いかと思いますが、実は栄養でなんとかなっる場合が多いのです。詰め物がとれたのでこの夏久しぶりに歯科医に行きました。歯科医から「きちんと歯周のケアをしっかりされているようですね」と言われましたが特別なことは何もしていません。普通に歯磨きをしているだけです。歯肉の6割はコラーゲンでできています。コラーゲンは鉄・アミノ酸・ビタミンC・亜鉛などが材料として必要です。私は男性なので鉄不足はありませんし、肉食なのでタン白質も不足していません。亜鉛とビタミンCはサプリメントでしっかり摂取していますし、口腔内に有用な3種のストレプトコッカス(乳酸菌)も摂取していますので、歯肉が健全な状態で維持されているのだと思います。以前、女性患者さんが「歯周病で歯科に通院しているけれど、先日歯科医の先生に歯周病がよくなっています、しっかりブラッシングされたんですね、と褒められましたが、特にブラッシングをしっかりしたわけではないんですけど、と内心思いました。」と言われてました。生理のある年代の女性は鉄不足の人が多いですが、この患者さんも鉄不足でしたのでヘム鉄をしっかり飲んでもらいました。鉄は吸収されにくい栄養素なので、ヘム鉄と一緒にビタミンCもしっかり摂取してもらうようにしています。また女性はタン白質の摂取が少ない人が多いので、食事でタン白質をしっかり摂るようにアドバイスもします。鉄・ビタミンC・タン白質の摂取で自然と歯肉が健全化し歯周病が改善したものと考えます。
歯周病でお困りの女性の方は是非栄養療法をお試しください。