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○○クリニックの××先生に「生理なんてあんなもん無くていいだよ。」と気軽な感じで言われてジェノゲストを処方されたという女子高校生がいました。生理というくらいですから人間の生理的な現象です。それを薬で無理やり止めると歪が生じます。ジェノゲストには、抑うつ・不安・倦怠感・体重増加・イライラ・骨量低下などの副作用があります。月経が止まり月経痛はなくなっても、副作用の影響で内服前より調子が悪くなっている女性を結構診ました。またジェノゲストを止めると精神症状はすぐに改善することをよく経験します。
ある高校便りに無月経について書かれていました。学校便りに書かれるくらいなのでかなりの数の無月経の女子生徒がいるのだと思います。日本人女子は不適切な減量や食事のせいで痩せている人が多いです。BMIが18.5未満だと痩せになります。痩せすぎると月経が停止したり不順になったりします。gdmクリニックを受診する女子学生さんのBMIを計算すると18.5未満の子が少なくありません。その学校便りでは「月経がないほうが楽でいい。」と考えている女子高生が少なくないと。確かに月経がないと楽かもしれませんが、無月経が続くと、骨粗鬆症・動脈硬化・子宮体癌などのリスクが高まります。また無月経のままですと挙児を希望しても自然妊娠は望めません。
月経前症候群や月経困難症などのつらい症状を我慢しろと言っているのではありません。月経前症候群や月経困難症は、生活スタイルに問題がある(栄養バランスの乱れや冷え)からです。まずはここを是正することが重要ではないでしょうか?しかし、残念ながら婦人科を受診しても適切なアドバイスや栄養アプローチはしてもらえず、ピルかジェノゲストの処方になります。薬を使わずに月経前症候群や月経困難症を改善させるには栄養アプローチがお勧めです。