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朝起きられない、登校できない児童・生徒が小児科を受診すると起立性調節障害と診断されます。起立試験をして診断するところもあれば起立試験はせずに症状だけで診断するところもあります。起立性調節障害という病名が私はどうもしっくりきません、病態を正確に表していないからです。起立性調節障害は、成長期に伴う栄養欠損が原因でエネルギー産生がうまくできなくなることが主原因です。起立性障害の患者さんは、朝起きられない以外に様々な症状を合併しています。頭痛・気分の落ち込み・うつ・不安・嘔気などがよく併発する症状です。これらの症状も成長に伴う栄養欠損で生じます。しかし、分子栄養医学を勉強していない医師は、起立性調節障害と切り離してこれらの症状を考えますので、うつや不安などの精神症状は精神疾患だと勘違いして心療内科を受診するように勧めることが多いです。うつ症状も鉄やビタミンB群などのセロトニンの材料となる栄養が不足しておきているだけなのに、強い抗精神薬を処方する心療内科医が結構います。薬の副作用で鎮静が強すぎて逆に元気がなくなったり、思考力が低下したりしている子もいます。
朝起きられない子で気分の落ち込み・うつ症状などの精神症状があったとしてもそれは成長に伴う栄養欠損で生じている症状なので、心療内科を受診する必要はなく、栄養摂取で改善します。