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月経痛を改善させる

月経困難症でお困りの女性が多いです。中学生でも月経痛に対してジェノゲストを処方されているケースによく遭遇します。月経困難症の患者数は増加傾向にあり、現代の日本では約900万人が悩んでいるとも言われています。なぜこんなんも月経痛の患者数が増えたのでしょう?一番の原因は食事だと私は思っています。現代人は糖質の摂取量が大幅に増えています。一方で魚や大豆製品の摂取量は減っています。糖質摂取でインスリンが多く分泌されますが、インスリンの過剰分泌で子宮を収縮させて痛みの原因となるプロスタグランジンE2(PGE2)の産生量が増えます。一方、魚に含まれるω‐脂肪酸はPGE2の産生を抑えてくれます。また大豆に含まれるイソフラボンが変化したエクオールも炎症を起こす元となるCOX(シクロオキシゲナーゼ)の活性や免疫細胞の働きを阻害することでPGE2の産生を抑えてくれます。その他にはビタミンDがPGE2の産生を抑えてくれますが、日本人の大半がビタミンD不足です。PGE2以外の原因としては、子宮粘膜の脆弱も月経痛の原因になります。子宮内膜健全化には鉄、タンパク質、ビタミンA、ビタミンDなどが欠かせません。
薬には副作用がつきものです。特にピルやジェノゲストのようなホルモン剤には強い副作用が出るケースが多いです。いきなり薬物療法をするのではなくまずは食生活を見直すべきです。そして粘膜健全化アプローチやエクオール・ビタミンD・ω-3脂肪酸などの栄養摂取をトライし、それでも月経痛が強い場合に限りホルモン剤の服用をするのがよいのではないでしょうか。