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性別、症状の程度、血液データなどをもとに栄養処方案を作成します。鉄が一番吸収されにくい栄養素です。しかも吸収率にも個人差がかなりあります。鉄欠乏が深刻な場合はヘム鉄を1日3回毎食後に2粒ずつ摂取してもらうことがよくあります。再診の際に体調が改善したかをお尋ねしますが、「すごく元気になりました」と明るい表情で答えてくださる方もいれば、「少し症状はましになったけれど劇的改善ではない」とか「全く症状が変わらない」という人がいます。きちんと処方量を摂取していて改善していないからか、それとも処方案通りに摂取できていないからなのかが問題になります。昼外出するので飲めていないという人が意外と多いです。摂取量が4粒と6粒ではフェリチンの上昇具合が全然違ってきます。男性でヘム鉄を6粒摂取していてもフェリチンが上昇しないのなら増量しないといけません。女性の場合、月経量が多過ぎる人には経血量を減らす栄養アプローチを行ったほうがいい場合もあります。
栄養療法は容量依存性に治療効果がでますので、摂取量が少ないと治療効果がでません。処方案通りにきちんと栄養素を摂取するようにしてください。