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食事摂取基準

厚生労働省が策定する食事摂取基準というものがあります。推奨量とはほとんど人の必要量を満たす量です。簡単に言うと推奨量を摂っていたら栄養不足による疾患(脚気や壊血病など)の発症は予防できますよという程度の量です。昔の船乗りさんはビタミンC不足で壊血病になり多くの人が命を落としました。ちなみに食事摂取基準の成人のビタミンCの推奨量はたったの100mgです。推奨量の1日100mg以上摂ったら過剰になると勘違いしている人も少なくありません。高濃度ビタミンC点滴では1回に50g~100gのビタミンCを点滴しますが、過剰による副作用はありません。ビタミンAの推奨量は900μgRAEだそうですが、癌治療では天然のビタミンAを10,000μgRAE以上摂取してもらうこともあります。クリプトキサンチンも含まれているものなので皮膚が黄色くなりますが(蜜柑の食べ過ぎで皮膚が黄色くなるのと同じ機序)なので別に心配ありません。食事摂取基準の推奨量が少なすぎる設定なだけなのです。市販のサプリメントは食事摂取基準を参考に1日の摂取目安を設定している場合が多く、容器の目安量通りに飲んでいては不足の改善には至りません。
過剰を心配すべきはパンや麺類などの糖質・果糖ブドウ糖・酸化した植物油・キレート鉄・合成ビタミンAなどです。ビタミンやミネラルに関しては過剰を心配するより不足を心配してください。