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ニキビ治療に3年

先日受診された患者さんの主訴は「赤いニキビが治らない」でした。皮膚科に3年通っているけれどよくならないのでgdmクリニックを受診さいたとのこと。処方されている薬を見ると摩訶不思議な処方内容でした。抗生物質の飲み薬を種類を変えて長々と処方されていました。外用の抗生剤も処方されていました。さらにアトピー性皮膚炎などでよく処方されるプロトピック軟膏も処方されていました。プロトピック軟膏は強力な免疫抑制剤です。免疫を抑制するとせっかく抗生剤を塗っても抗菌作用が発揮されません。皮膚科医は赤みをとりたいので抗生剤の塗り薬を出したけれど、それでは赤みがとれないのでアトピー性皮膚炎で赤みを抑えるのに使うプロトピックを追加したのではないかと考えます。
患者さんにはニキビの成り立ちを説明し、腸内細菌を乱す抗生剤の内服と免疫抑制するプロトピック外用をやめるように伝えました。1週間後の再診では皮膚科の薬を全部やめただけでニキビの赤みは改善傾向にありました。血液検査結果をもとに、皮膚健全化や皮脂分解促進の栄養素を処方しました。これできっとよくなっていくはずです。
抗生物質や免疫抑制剤の乱用はよくなるどころか症状を悪化させてしまいます。また最近は体内細菌叢の乱れが様々な癌の発症因子になっていると言われていますので、発癌の観点からも抗生剤をむやみに使うのはよくないと考えています。
難治性ニキビでお困りの方はご相談ください。