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今予約待ちで問題となっているのが思春期外来です。初診の予約待ちは3ケ月~1年くらいになるそうです。1年も待っていたら思春期も終わってしまうかもしれません。また対象は中学生以下のところが多く高校生は受診できません。先日はある思春期外来を受診したけれど少し話を聞いてもらっただけで特に何の治療もしてもらえなかったという患者さんがいました。gdmクリニックでの検査で鉄などの栄養欠損が原因だと分かり栄養摂取で速やかに症状は改善しています。
思春期外来の対象となる症状は下記になります。
・学校・対人の問題: 不登校、引きこもり、いじめ、対人恐怖など
・こころの不調: 情緒不安定、うつ、不安・パニック、適応障害、自傷行為、摂食障害(過食・拒食)など
・発達: 注意欠如・多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症(ASD)などの発達障害
・身体の症状(心身症): 起立性調節障害、頭痛、腹痛など
まず、精神科のカウンセリング・治療が必要な症状(精神科領域)とそうでない症状とで分けて考えないといけません。またうつ症状も精神的なことが原因のものと単なる栄養欠損で起きるものとでは治療方法が全く違ってきます。起立調節障害・頭痛・腹痛などは栄養欠損が原因なのでこれらでお困りの児童・生徒さんは思春期外来に行ってもよくなりません。成長期には骨・筋肉の成長のために栄養が大量に消費され栄養欠損に陥ります。栄養欠損によって①エネルギー産生がスムースに行かない、②粘膜の材料が不足する、③セロトニン合成が低下する、などが起立性調節障害、頭痛、腹痛、うつや意欲の低下の原因になります。
親御さんとしては早く元気に学校に行ってもらいたい、本人も学校に行きたくても身体の不調で登校できない、受験が近づいてきている、などで焦っているケースも少なくありません。精神的な悩みや発達障害などは栄養療法の守備範囲ではありませんが、身体の不調(栄養欠損が原因)なら栄養療法が劇的に治療効果を発揮します。思春期外来予約待ちの身体の不調でお困りの児童・生徒さんは是非ご相談ください。