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ブランド志向

〇△大学病院や500床以上ある〇赤病院、△生会、××中央病院などの大病院の待合室はいつも患者さんであふれています。これもブランド志向の一種で、大病院の医者の方が優れている、いい治療を提供してくれる、最先端の治療をしてくれる、と思い込んでいるからだと思います。移植手術や難病の治療は大学病院などでないとできませんが、起立性調節障害、慢性疲労症候群、副腎疲労症候群、鉄欠乏によるうつ症状、機能性不妊症、アトピー性皮膚炎などは従来の西洋医学では根本的に改善させれませんのでいくら大病院に通っても治りません。これらの疾患や症状は細胞レベルでの栄養不足が背景にあるので栄養療法でないと根本的に改善させることは難しいです。
gdmクリニックで扱っているサプリメントはどこのメーカーですか?と初診の患者さんに時々聞かれます。「名前を聞いても知らないと思いますよ、一般向けには市販されていない私の分子整合栄養医学の師匠が製造しているサプリメントなんで」と答えます。こういう質問をする人は表面的なことに捉われるブランド志向の人が多いように思います。私はひねくれものなので名の知れたブランドのものはあまり買いたくありません。ただし、精密機器は別ですが・・。ブランドものの多くは、広告宣伝料とブランド料が価格に上乗せされていてお得ではないからです。食事をするのもタベログで上位だからという理由で店を選びません。上位の店でもたいしたことない店がたくさんありますし、評価の高くない店でもおいしいところはたくさんあります。自分の知っている美食家の○〇さんがおいしいと言う店なら間違いないだろうと思い食べに行きます。どこの誰が推しているかが重要だと思います。サプリメントもしかりです。この先生が処方するものならいいものに違いないと信頼して任せてもらいたいです。まあ私なんぞ田舎の街医者なのでなかなか信頼されませんが。
ぼやきを交えつつ新しく得た知識や経験をブログで発信し続けることで栄養療法の認知度や信頼度が高まってほしいなと思いながら毎日更新している次第であります。