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ふつうの皮膚科orふつうじゃない皮膚科

どこでgdmクリニックの電話番号を見たのか知りませんが、時々「イボとってくれますか?」「水虫の治療お願いできますか?」という電話がかかってきます。HPにはそういう治療をしているとは一切書いていません。一番驚いたのは「きとうぞうだいしてますか?」と言う電話でした。たまたま私がこの電話に出たのですが、男性の声で非常に早口でしゃべるので何を言っているのか分かりませんでした。少なくとも私の行っている治療内容ではなかったので「してません」と答えて電話を切りました。何を言われていたんだろうかと気になったので考えていたら「亀頭増大」と言われたのではないかと気づきました。このように栄養療法を行っている医療機関と認識せず、ふつうの皮膚科的な治療をしていると勘違いして電話をされてきた場合、「こちらはふつうの皮膚科ではないので、そういう症状でしたらふつうの皮膚科を受診されたらどうですか?」と受付では対応しています。
gdmクリニックでは、養欠損が背景にある皮膚疾患の治療も行っていますが、ふつうの皮膚科治療は行っていません。ふつうじゃないなら異常か?ということになりますが、皮膚科医から見ればステロイド外用をしないので異常かもしれません。しかし、多くの湿疹や皮膚炎は、皮膚に必要な栄養素の不足、ストレスによる副腎皮質ホルモンの不足、かぶれ(接触)などが原因になっていることが多いので、何が原因かを同定し原因に応じた治療をすべきだと思っています。
東京在住の方から「肉食女子の肌は、なぜきれいなのか?」を読み、栄養療法による皮膚治療を受けたいが、岡山まで受診できないので東京で同じような治療をしているところを紹介してほしい、というメールもたまに来ます。しかし、東京に栄養療法による皮膚治療をしている知り合いのDr.がいませんので、知りませんと返信せざるを得ません。栄養療法主体の皮膚治療をしている先生もいらっしゃるのでしょうが、講習会などにあまり参加しないので知り合う機会がありません。私が存じ上げている栄養療法主体の皮膚科専門医は西宮の甲子園栗木皮膚科クリニック栗木先生くらいでしょうか。栄養療法での治療は根気が必要ですが、長い目で見ると絶対に対症療法よりよい治療です。もっと栄養療法を取り入れる皮膚科が増えればと思います。