blog

大人ニキビ・ふきでものの治し方

中高生のころにニキビはできなかったけれど、大人になってからニキビやふきでものができて困るという女性が結構います。皮膚科に行っても治らないと言ってgdmクリニックを受診されます。先日も皮膚科でベビオゲルを処方されTゾーンに塗ったところトナカイのように鼻が真っ赤になって痒くて仕方ないという方がおられました。ベビオゲルは過酸化ベンゾイルという薬で、アクネ菌などへの抗菌作用や皮膚の角層の剥離を促すことでニキビの原因になる毛穴の閉塞を改善する作用によりニキビを治療するものですが、ニキビの根本原因を正すものではなく対症療法にすぎません。
大人ニキビは皮脂の過剰分泌、皮脂分解能低下、角化異常(毛穴の閉塞)などが原因になります。皮脂が多く分泌されるのは、糖質の摂りすぎやストレス(交感神経緊張)などが原因になるので、糖質制限は必須です。脂肪の分解にはビタミンB群が欠かせませんし、腸内細菌叢の乱れがあるとビタミンB群の産生が落ちるので腸内環境を整えることも重要です。角化改善にはビタミンAが有効です。gdmクリニックでは、なぜニキビができるのかを理解してもらい、食事や栄養で治すことをお勧めしています。

ニキビ・ふきでもの治療