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不調の原因は心療内科の薬かも

だるい、頭がぼーっとする、という訴える患者さんがいますが、問診すると心療内科で抗不安薬を処方されていることが多いです。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の副作用の中に、脱力感・眠気・倦怠感・めまい、などがあります。栄養療法するようになってから、体調不良の原因は今飲んでいる薬にあるのではないかと思うようになりました。こういう訴えの場合も、抗不安薬の副作用をまず疑います。そのため、薬を減らしながらやめていって症状がどうなるかをみる必要があります。
体調不良は心療内科の薬だけに限った話ではありません。血圧の薬が強すぎて過度な降圧でも調子がわるくなります。コレステロールを下げるスタチン系の薬も、肝臓での代謝を阻害したり筋肉に影響を与えたりするので体調不良の原因になっていることがあります。
処方する医師としてはあまり副作用のことを伝えすぎると患者さんが不安になって飲んでくれなくなりますし、薬の副作用など殆ど起きないと思っている医師も少なくないので、患者さんが不調を訴えても薬のせいではないと言って取り合ってくれないケースもあります。しかし、薬には大なり小なり副作用があります。漢方薬も人間にとっては異物なので副作用は起きます。そのことをきちんと認識して医師は薬を常に処方しないといけませんし、患者さんもそういうリスクがあることを頭に入れて内服治療をすべきだと思います。