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真のがんサバイバーになる

サバイバーを日本語にすると生存者になりますが、「がんサバイバー」という言葉は、治癒した生存者という意味だけではなくがんと診断されたばかりの方や、治療中や経過観察中の方なども含む、すべての「がん体験者」のことを指すそうです。
先日、岡山大学医学部の前にある医学書を扱う本屋さんに行きました。その近くに喫茶店らしき店があり、看板に「肺がんサバイバーがいる店」のような文言が書かれていました。お店のマスターかスタッフが肺がんになり克服されたのかなと思いました。ただ、冒頭に書いたがんサバイバーの意味は幅広いので今も闘病されているのかもしれません。岡山大学病院に通院治療しているがん患者さんはかなりの人数になると思います。その看板を見て珈琲を飲みに行き、サバイバーの方の闘病経験などを聞くことで、安心できたり勇気づけられたりするのではないかと思います。がん治療をするにあたり、前向きな気持ちでいること、笑うこと、非常に重要なことだと思います。そして栄養の力を借りること(アルブミンを維持す、分化誘導療法、高濃度ビタミンC点滴、アポトーシスを促す)で、がんを克服した生存者=真のがんのサバイバーになる可能性が高まると思います。