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ピルで血栓症のリスク

月経過多、月経痛などを訴えて産婦人科を受診するとすぐにピルを処方されます。肌荒れやニキビの訴えにもピルを処方する婦人科医が少なくありません。昔は産婦人科で出産も扱っているところが多かったですが、出産は24時間対応しないといけないですしリスクも高いので出産は扱わなくない婦人科のみの診療をしている開業医が大半です。ですから、ピルの処方がメインの仕事になるわけです。
先日、朝起きられない女子生徒さんが受診されましたが、月経過多に対してピルを婦人科で処方されていました。婦人科での血液検査をみせてもらうとDダイマーという項目が検査されていました。Dダイマーとはフィブリン(血栓)が分解されたものですが、このDダイマー値が高くなっていました。Dダイマーが高いということは、血栓がたくさんできてそれを頑張ってプラスミンという酵素によって溶かされている状態を意味します。ピルの副作用で有名なのがこの血栓症ですが、実際にDダイマーが高くなっているのを見るとピルがますます怖く感じました。月経過多や月経痛は栄養療法、漢方、生活スタイルを見直すことで改善可能です。