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胚培養士ミズイロ

青年誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の不妊治療を題材としたマンガ「胚培養士ミズイロ」のことをヤフーニュースでとりあげていました。精子と卵子を受精させる『胚培養士(はいばいようし)』を主人公にした内容で、読者の4分の1が男性、文藝春秋が発表する『CREA夜ふかしマンガ大賞2023』で2位なるほど反響を呼んでいるそうです。男性不妊についても描かれているそうで、このマンガで男性側に不妊の原因が多い(半分が男性側の原因)ことを知った読者も少なくないとのこと。
男性不妊の原因としては、精索静脈瘤や停留睾丸が挙げられますが、原因不明が4割以上もあるそうです。精子をつくる精巣ですが、栄養不足の影響をうけやすい臓器なのです。精巣機能維持にはビタミンAが欠かせません。ビタミンAは危険な栄養素と思われがちですが、実は非常に重要な栄養素でありかつ日本人に不足している栄養素なのです。合成のレチノイン酸は過剰のリスクがありますが、天然のレチノールは安全です。その他にもさまざまな栄養素が精巣機能維持に欠かせません。栄養素の摂取で精子の状態が大幅改善することは珍しくありません。
男性不妊でお困りの方は是非受診してください。