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インフルエンザ対策にビタミンA

さすがに11月末なので気温が下がってきました。インフルエンザの流行も始まっている地域もあるようです。免疫ケアの乳酸菌飲料のTVのCMをよく見かけます。インフルエンザやコロナ感染予防に欠かせないのがなんといってもビタミンAです。ビタミンCや乳酸菌を摂取している人は多いですが、ビタミンAを自発的に摂取している患者さんを今まで見たことがありません。ビタミンAを過剰に摂ると副作用が起きると思い込んでいるからかもしれません。過剰のリスクがあるのは合成のレチノイン酸ですが、天然のビタミンA(レチノール)は体内でレチニルエステル・レチナール・レチノイン酸などに必要に応じて変換されますので過剰に心配は不要です。
ビタミンAはT細胞の発達・成熟やIgA抗体の産生に欠かせない栄養素なのです。T細胞とはウイルスに感染した細胞を処理してくれます。IgA抗体は粘膜に存在しウイルス感染を防いでくれます。もう少しで受験シーズン到来です。せっかく勉強を頑張ってきたのにインフルなどに感染して実力を発揮できなかったら残念です。gdmクリニックではワクチン接種よりも天然ビタミンAや加熱処理乳酸菌イミューナの摂取の方をお勧めしています。