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ビタミンD不足とアレルギー

少し前のブログで乳児のビタミンD不足について書きました。おなかの中にいる赤ちゃんは自分ではビタミンDを作れませんので、臍の緒経由でお母さんからビタミンDをもらわないといけません。妊娠中に母体がビタミンD欠乏の場合、赤ちゃんはビタミンDの貯金をすることが殆どできずに生まれてくることになります。ビタミンDは骨形成、皮膚粘膜健全化、免疫能維持などに欠かせません。ビタミンD欠乏の状態で産まれてきた赤ちゃんは、骨の発育不良、免疫能低下による感染症のリスクが高まります。また皮膚粘膜健全化に欠かせないので将来的なアレルギー疾患の発症とも関連があると言われています。母乳で育てることは高い栄養価・消化吸収の良さ・免疫などの点でメリットが高いとされていますが、これは母体の栄養状態が良ければの話です。母体が栄養欠損ですと、母乳中の亜鉛やビタミンDの含有量が少なくなり、赤ちゃんは亜鉛不足やビタミンD不足に陥る危険性があります。亜鉛不足で乳児湿疹、ビタミンD不足でアトピー性皮膚炎・食物アレルギー・アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が増えると考えられます。妊娠前、妊娠中からビタミンD不足を是正しておくことが非常に重要になります。